「建築条件付き土地」とは、家を建てる会社があらかじめ決まっている土地のことです。
はじめて聞くと少し難しそうですが、ポイントを押さえるととてもシンプルです。
■メリット
① 土地の価格が安いことが多い
周辺の土地より少し安く売られているケースが多く、
同じ予算でも広めの土地が買える可能性があります。
② 造成工事が済んでいて安心
水道・下水・道路などの工事がすでに終わっていることが多く、
追加費用が発生しにくいのが特徴です。
■デメリット
① 建築会社が選べない
すでに建てる会社が決まっているため、
「本当は別のハウスメーカーで建てたかった…」
という場合は合いません。
② 3か月以内に間取りを決めないと解約になる
建築条件付き土地には、
契約後3か月以内に間取り(プラン)を決めるルールがあります。
ゆっくり検討したい人は注意が必要です。
■建築条件を外せるのか?
結論:ほぼ外せません。
理由は、建築条件付きの土地は
土地の利益を少なめにし、建物の利益で回収する仕組みだからです。
ただし、私は過去に1度だけ
土地の金額+200万円で条件を外せた例があります。
とはいえ、これは非常にレアケースです。
■売主が建築会社の場合は仲介手数料が不要
売主が建築会社になっている場合は、
仲介手数料が発生しないメリットがあります。
同じ土地でも、誰が売主なのかで費用は変わるため、
チェックしておくとお得になります。
■建築条件付き土地を見つけたときのおすすめ行動
建築条件付きの土地が気になる場合は、
その建築会社を調べたり、一度話を聞いてみるのはとてもアリです。
- どんな家を建てている会社か
- 予算が合いそうか
- デザインが好みか
- 担当者との相性はどうか
こうした点をチェックすることで、
「この会社ならアリかも!」と感じる場合もあれば、
「やめておこう…」と冷静に判断できることもあります。
土地と建築会社はセットで考える必要があるため、
情報を集めてから判断するのが後悔しないコツです。


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