注文住宅で後悔しないオプション選び7選|営業11年が絶対に薦めたい設備

入居後

注文住宅は自由度が高い分、「あれもこれも」とオプションを付けすぎて後悔する人が多いです。
私は不動産営業として11年間、多くのご家族の家づくりに関わってきました。
この記事では、本当に付けてよかった注文住宅のオプション7選を、営業の本音で紹介します。


1. 玄関収納(シューズクローク)

玄関は家の“第一印象”を決める場所。
ここに収納が足りないと、靴・傘・ベビーカーなどが散らかりやすくなります。

✅ メリット

  • 玄関がスッキリ保てる
  • アウトドア用品やベビーカーも収納可能
  • 来客から見えない位置に作ると生活感を隠せる

⚠ 注意ポイント

  • 狭すぎると物があふれる
  • 扉の開閉スペースを確保する
  • 動線の邪魔にならない位置に配置する

2. キッチンパントリー

料理をする方なら、パントリーはほぼ必須
日用品や非常食をまとめて置けるだけで、キッチンの使いやすさが大きく変わります。

✅メリット

  • 食品・調味料・調理器具を一箇所に収納できる
  • 見せない収納でキッチンが常にスッキリ
  • 家族の動線を考えて“通り抜け型”にするのもおすすめ

⚠ 注意ポイント

  • 換気がないと湿気や臭いがこもる
  • 奥行きを深くしすぎると使いにくい
  • 床材を掃除しやすいものにしておく

3. 室内物干しスペース(ランドリールーム)

共働き家庭では特に人気のオプション。
洗濯動線が短くなるだけで、家事の時短効果がかなり大きいです。

✅メリット

  • 天気を気にせず洗濯できる
  • 花粉・黄砂の季節でも安心
  • 洗う→干す→たたむが1室で完結

⚠ 注意ポイント

  • 風通しと換気が必須
  • サーキュレーターや除湿機の設置を前提に考える
  • 他の部屋に湿気が流れない設計に

4. 2階トイレ

家族が多い家庭では、2階トイレがあると朝の混雑ストレスが激減します。

✅メリット

  • 夜中でも階段を降りずに利用できる
  • 来客用と家族用を分けられる
  • 子育て・介護の面でも便利

⚠ 注意ポイント

  • 音や臭いが寝室に伝わりやすい
  • 排水管の位置を早めに確認
  • 掃除スペースが2倍になる

5. 床暖房

一度導入すると「もう戻れない」と言われる人気オプション。
寒い地域や高気密住宅では特におすすめです。

✅メリット

  • エアコンと違い、空気が乾燥しにくい
  • 足元からぽかぽか暖かい
  • 見た目がスッキリ

⚠ 注意ポイント

  • 導入コストが高め(10〜30万円前後/部屋)
  • 故障時の修理が大掛かり
  • 暖まるまで少し時間がかかる

6. 電動シャッター

リモコンやスマホで開閉できる便利な設備。
特に共働き家庭・防犯重視の方には人気です。

✅ メリット

  • 雨・風の日も窓を開けずに操作できる
  • 防犯性能が高い
  • タイマー設定で自動開閉も可能

⚠ 注意ポイント

  • メンテナンスが必要(モーター部分)
  • 停電時は手動に切り替える必要あり
  • 音が気になる場合は静音タイプを選ぶ

7. ウッドデッキ or タイルデッキ

休日に外でコーヒーを飲んだり、子どものプールを出したり。
暮らしの幅を広げる人気オプションです。

✅ メリット

  • 室内と屋外をつなぐ“第2のリビング”
  • BBQ・ガーデンなど多目的に使える
  • 家の外観デザインが映える

⚠ 注意ポイント

  • メンテナンス(防腐・掃除)が必要
  • 屋根やシェードがないと日差しが強すぎる
  • 設置場所の方角と日照を確認

まとめ:オプション選びで後悔しないコツ

  1. 「毎日使うか」で判断する
  2. 見た目よりも使い勝手を優先する
  3. 将来のメンテ費も考えて選ぶ
  4. “あったらいいな”より“なくて困る”を優先

オプションは“便利そう”だけで決めると後悔します。
生活をイメージして、本当に必要なものだけを選ぶのが成功のコツです。


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