注文住宅の契約前に必ず確認するのが「見積もり」。
しかし、専門用語が多く分かりにくいため、後から「こんな費用が別だったの!?」と後悔する方も少なくありません。
営業歴11年の経験から、注文住宅の見積もりで必ずチェックしてほしいポイントを10項目に整理しました。
これから家づくりを検討する方は、ぜひ参考にしてください。
1. 本体工事費
チェックポイント
- 建物の基礎・構造・内装などの基本工事
- 「坪単価」に含まれる内容を必ず確認すること
2. 付帯工事費
チェックポイント
- 給排水・電気引込・地盤改良など
- 本体価格に含まれないことが多いので注意
3. 外構工事費
チェックポイント
- 駐車場・フェンス・庭・門柱など
- 後回しにすると追加費用が膨らみやすい
4. 設備・仕様のグレード
チェックポイント
- キッチン・浴室・トイレ・窓サッシなど
- 標準仕様とオプションの境界を必ず確認
5. 諸費用
チェックポイント
- 登記費用・印紙代・住宅ローン手数料・火災保険など
- 合計で100万円前後になるケースも多い
6. 税金
チェックポイント
- 消費税は本体工事費+付帯工事費+オプションにかかる
- 税抜価格で表示されていないか要確認
7. 地盤改良費
チェックポイント
- 地盤調査の結果で追加発生することが多い
- 契約前に「別途費用」の有無を確認する
8. 設計料・申請費用
チェックポイント
- 確認申請・長期優良住宅申請などにかかる費用
- ハウスメーカーによって含まれる/含まれないが異なる
9. 値引きの有無
チェックポイント
- 値引きがあってもオプション費用で相殺されることがある
- 契約前に「総額」で比較するのが大切
10. 予備費
チェックポイント
- 不測の事態に備えて総予算の5%程度は確保
- 契約外工事(追加コンセント・仕様変更など)に対応
まとめ
注文住宅の見積もりは「金額」ではなく「内訳の透明性」で比較することが大切です。
- 本体工事費
- 付帯工事費
- 外構工事費
- 設備仕様
- 諸費用
- 税金
- 地盤改良
- 設計料
- 値引きの仕組み
- 予備費
これらをしっかりチェックしておけば、契約後のトラブルや予算オーバーを防げます。
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