土地探しはマイホーム計画のスタート地点。
しかし、外見や価格だけで判断してしまうと「暮らしてから後悔した…」というケースも少なくありません。
不動産営業11年の経験から、営業が必ずチェックしている“良い土地の条件”を8つ紹介します。
これから土地探しを始める方は、ぜひ参考にしてください。
1. 日当たり・方位
チェックポイント
- 南向きがベストとは限らない
- 隣家との距離や道路の位置も影響する
- 設計の工夫で解決できるかを確認
2. 接道条件
チェックポイント
- 再建築の可否に直結する重要条件
- 道路幅が狭いと駐車が不便で資産価値も下がりやすい
- 建築基準法42条に基づいた道路か確認
3. 地盤の強さ
チェックポイント
- 軟弱地盤だと地盤改良費が高額になる
- ハザードマップや周辺データで事前確認
- 擁壁の有無や高さも重要
4. 周辺環境
チェックポイント
- 昼だけでなく夜や朝の様子も確認
- 騒音・におい・交通量・治安など生活に直結する要素
- スーパー・学校・病院など生活利便性
5. ライフライン・インフラ
チェックポイント
- 水道・下水・ガス・電気の引き込み状況
- 前面道路の配管有無で費用が変わる
- 下水未整備エリアは追加費用の可能性あり
6. 将来の発展性・資産価値
チェックポイント
- 近隣の開発計画や都市計画を確認
- 駅近や幹線道路沿いは価値が下がりにくい
- 将来の売却も想定して選ぶ
7. 周辺住民・地域性
チェックポイント
- ゴミ出しルールや自治会の雰囲気
- 隣地境界が明確かどうか
- 実際に歩いて住民の雰囲気を知ること
8.高低差
チェックポイント
- 道路より低い土地 → 雨水が流れ込みやすく浸水リスク。盛土等の費用が発生。
- 道路より高い土地 → 擁壁や階段が必要になり、造成費がかさむ
- 将来的な外構費用・メンテナンス費用も見込んでおく
まとめ
「良い土地」とは価格の安さや立地だけで決まるものではありません。
- 日当たり
- 接道条件
- 地盤
- 周辺環境
- インフラ
- 将来の資産価値
- 地域性
- 高低差
これらを総合的に見て判断することが、後悔しない土地選びにつながります。
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